北欧ヴィンテージと私

私が北欧ヴィンテージと出会ったのは、まだ物心がつく前のこと。

元々、北欧食器や北欧雑貨が好きだった母が学生時代、アルバイトをしてiittalaのkuusiというシリーズのフラワーベースを買ったそう。

その日から、お気に入りの1つとなったフラワーベース。

iittala / kuusi

 

卒業や結婚、出産など人生のライフステージが変化していく中、それだけは変わらず使い続けていました。

私自身も、母がこのフラワーベースを使用しているのをよく覚えています。

 

そして月日が流れ、私が結婚に伴い北欧食器に興味を持ったことがきっかけとなり、今このフラワーベースは母から譲り受けたことで母の手元から離れ、私の元に来ることとなったのです。

 

現行品とは違う三角形のロゴステッカーが、時代を表しています

 

普段何気なく見ていたフラワーベースでしたが、これらの商品は一般的には”北欧ヴィンテージ”や”アラビアヴィンテージ”と呼ばれることを知り、たくさんのことを調べていくうちに

 

フィンランドを始めとする北欧諸国は、良いものを長く大切に使い、

子や孫の代まで引き継いでいく

 

という考え方が根付いているということがわかりました。

北欧から地理的には遠い日本という国ですが、私はそのことに親近感を覚えずにはいられませんでした。

 

そこから私はより一層、北欧食器・北欧雑貨の良さをたくさんの方々に知っていただきたいとの思いが強くなり、このショップをオープンさせました。

 

 

 

「大量生産・大量消費」が一般化され、多様化が進む現代。

そんな中ですが「良いもの・好きだと思える物を長く使う」という選択肢があっても良いのではないでしょうか。

 

良いもの、好きだと思える物に囲まれて生きること。

それを考えるだけで、少し幸せな気持ちになりませんか。

私はそこから日常の幸せを1秒でも長く感じていただきたいと思っています。

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